スノーボードの初心者が気をつけておきたいことが何点かあります。
まずスノーボード初心者はケガをしやすいので、滑る前に入念にストレッチをすることをお勧めします。
手首や足首を含めたアキレス腱、股関節などのストレッチを行いましょう。
また準備運動として、膝の屈伸や、上半身の回旋などを行うことも大切です。
服装についてですが、雪の上にお尻をついて座ったり、膝をついて座ったりすることが多いスポーツです。
初めて滑った日など、ウェアや手袋がびしょびしょに濡れることもあります。
そのため、事前に防水スプレーをかけて、雪の水分がウェアなどにしみこまないようにしておくと、困らなくてすみます。
加えて、転倒時、お尻を強打することを防ぐため、お尻の部分にクッションパッドの入ったスパッツが売っています。
膝についても膝部分にクッションパッドの入ったタイツなどが売っています。
初心者は、お尻や膝を強打することが多いのですが、これらを着用して滑ると、打撃からくる痛みがずいぶん軽減されるので、お勧めです。
スノーボードの初心者へのお願いです。
初めての場合は、必ず周りの状況をみて行動するように心がけるようにしてください。
まず、滑れないのに無理してリフトなどに乗ってゲレンデにはいかないようにしましょう。
初めはゲレンデの端で片方だけはめて滑る練習を行ってください。
あくまでもゲレンデの端っこで行うようにしてください。
出ないとゲレンデに足跡によってゲレンデコンディションが悪くなり、そのくぼみにほかのボーダーやスキーヤーがはまって怪我のもとになります。
馴れてきてリフトからも降りることが出来る様になったらゲレンデデビューですが、途中で転んだときは速やかに端によるようにしてください。
ゲレンデの中央に止まっていると他の方に迷惑が掛かってしまいます。
休む時は、ボーダー関係なくスキーヤーも同じです。
最後に、滑っている最中は、必ず気を抜かないようしていないと、緩斜面でも逆エッジによって後頭部を打ち脳震盪などにもなる危険性は十分にあるのがスノーボードです。